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周波数、60Hzと50Hz

2011/03/23 12:00:00  その他
電力配給の話題で耳にすることが多い西日本と東日本の周波数の違い。

いったい何が違うのか?
周波数、60Hzと50Hz


明治時代に関西ではアメリカ・GE製発電機、関東ではドイツ・AEG製発電機を輸入しました。

アメリカは60Hz、ドイツは50Hzとそれぞれ周波数の異なる国の発電機を採用したということですね。

後に各社での発電機の増設に伴い標準周波数となっていきます。

第二次世界大戦直後、復興にあわせて異なる周波数を全国で統一するという構想があったようですが、復興が急速に進んだことで実現できなかったようです。

こういう背景があり、現在も糸魚川を堺とした西と東で異なる商用電源周波数が使用されています。
*佐渡は60Hz
*長野および上信地区は60Hz、50Hzが混在
*当初から山陽方面へ延長の計画があった東海道新幹線は60Hzに統一して給電


60Hzと50Hz、照明器具にも少なからず影響が。

現在は「インバータ式」を用いて周波数変換をしている、全国どこでも使用できるヘルツフリーの蛍光灯器具が主流になってきつつありますが、「グロースタータ式」や「ラピッドスタート式」の蛍光灯器具は周波数指定をして製造されているため、異なる地域で使用すると発熱や騒音などが起こり、故障の原因となってしまいます。

【50Hz用→60Hzで使用】【60Hz用→50Hzで使用】
暗くなる明るくなる
点灯に時間がかかったり、ランプが点灯しないことがある安定器の温度上昇が高くなり短寿命や焼損の原因となる
ランプの寿命が短くなるランプの寿命が短くなる


*上記はグロー式低力率安定器の場合の症状です。ラピッドスタート式等、安定器の種類によっては逆の現象となる場合があります。


ライトスタイルではお客様のご住所で判断し、使用可能な商品をお届けしておりますが、お引越しで境界をまたぐ場合や、通信販売で電子レンジや洗濯機などの電化製品を購入されるさいにはご注意くださいね。



ちなみにこの周波数の単位Hz(ヘルツ)、語源はドイツの物理学者で電磁気学の分野で重要な貢献をした「ハインリヒ・ヘルツ氏」に因んでHz(ヘルツ)だとか...




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ライティング・フェア紀行④

2011/03/18 12:00:00  光のイベント
テープライトやアドバンテージキセノンなど間接照明でお馴染みの「TOKISTAR」から近々発売予定の「フォーカシングダウンライト」がお披露目されていました。

TOKIとして今までにない新たな切り口ですが
なかなか面白そうなあかりです。


フォーカシングダウンライト


埋込型ダウンライトにフローティング装着した光源をDCサーボモーターで制御。
可動範囲内を自在に照らすことができる画期的な読書灯です。
従来の読書灯のような、支柱やアームの存在による物理的な制約も、視覚的煩わしさも、一切感じさせません。
光源には、光の直進性と省エネ性能に優れたLEDを採用。
灯りの位置や明るさは、手元のリモコンで思いのままにコントロールでき、必要なところへほしい光を届けます。
先進のロボット技術と最新のLED照明が一体となった、あしたを夢見る灯りです。

以上配布資料より


フォーカシングダウンライト


要するにベッドサイドやソファ上に配灯したダウンライトの光をリモコン操作で好きな位置に落とすことができる!というもの。

リビングのローテーブルを照射していたダウンの光をソファに寝転んだまま操作して手元にもってきたり ...

ライターの貸し借りと同じで横の人に「よかったら光使います?」 ...

思いをよせるあの子をそっと照らして「光のプロポーズ」 ...


とかとか。よくないですか?

従来の視覚的、感覚的な光の美しさに「動」で思いなどの意識が繁栄されるんです。

言うなれば... 「光のスナイパー」効果!!


ざっとスペックを紹介すると

Ra80のLED1.OWで色温度が3000ケルビン。
開口寸法φ60で懐不安のH185。
1/2照射角は8°で2.5mで314ルクスとダイクロ40W狭角並で上々です。
首振り角度は片側20°まで。
無段階調光+いつもの位置と明るさをプリセットできる機能付き。

モーターの駆動音やリモートコントロールのスムーズさがさらにひとつ上の段階になれば楽しさも増すでしょうね。


発売が楽しみです!




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ライティング・フェア紀行③

2011/03/16 12:00:00  光のイベント
これ、ご存知の方も多いと思います。

LEDフィラメント電球“Let”。


LEDフィラメント電球“Let”ウシオライティング
LEDフィラメント電球“Let”ウシオライティング


白熱灯の発光部であるフィラメントをLEDで再現。
ソケット上部のボッテリ感は否めないものの、ガラスバルブは従来のクラシカルなフォルムを採用しており、光の質や印象も従来のクリア球にかなり近い。
調光タイプのラインアップもあります。

ただ形を似せた怪しいLEDランプがたくさん出回っていますが、まずウシオライティングの“Let”で間違いなしという印象。



そしてここからが誰も知らない裏ネタ。(盗み聞きです。笑)

LEDランプ“Let”が開発された理由は舞浜にある某テーマパークの依頼から。
ヴィクトリア時代の美しい街並みが軒を連ねるアノ通りで使用されているクリア電球をLEDランプに交換できないか...と。


膨大な数のランプを使用していて、なおかつランプ切れはできるだけ考慮したい。

なんてことを考えるとメンテナンス面を考えるとLEDの採用はもっともです。

徹底されたお国ですから。


メーカーサイドはこの形にたどり着き、量産に至るまでは苦労されたでしょうね。。



しかし、ゲストにそんな苦労を感じさせてはならない夢の国!

開園した暁には隠れ〇ッキーと共に隠れ“Let”を楽しく探そう!




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