UKの「MATHMOS社」が誕生45周年を記念したスクリーンセーバーを無料配布しています。
インテリアショップや雑貨屋さんで見たことがあるひとも多いのではないでしょうか?
不思議でクセになる浮遊感。そっくり再現されています。
カラーチェンジやシェーディング(陰影)の設定もできますよ!
お手持ちのPCをMATHMOSの光で装ってみてください。
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MATHMOS 45YEARS OLD

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ミラノサローネではなく、ミラノコレクションの話。
今年の秋冬コレクションで存在感を放っていた、「Gianfranco Ferrè/ジャンフランコ・フェレ」。
G.フェレ(1944-2007)が1978年に創設したブランドは周知の通りG.アルマーニ、G.ヴェルサーチと共にミラノ3Gと称され一時代を築いた老舗ブランド。
フェレがミラノ工科大学建築学科出身で元インテリアデザイナーということもあってか、トマソ・アキラーノとロベルト・リモンディによって引き継がれ、新たな解釈を加えた今シーズンの作品コンセプトも建築的な美談。
「
フランクロイドライトからインスピレーションを得て、光を色彩に置き換える」
その言葉の通り、繊細な光と影のグラデーションでニュアンスを生み出したコレクションは、建築へ与えるの光のヒントにもなりそうです。
どんな環境からでも、日々勉強ですね。

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技術の発達で省電力・高効率な光がぞくぞくと開発されています。
もちろんいいことなのですが、技術に依存しすぎてきた気がしませんか?
技術の発展と共に、考え方の省エネも推進されるべきだと。
そこで、、、照明デザイナーならぬ「陰影デザイナー」を確立させれば如何かと!
「陰影デザイナー」とは趣のある効果的な陰影を生み出す専門家。
光源に対する知識はもちろん、素材に対する知識も必須です。
「もう少しここの照度を落とすとあの質感が際立つ」
「ここに強い光を落として影に深みをもたせることで、目線が集まって効果的」
などなどをクリエイトしながら空間デザインを進めていきます。
暗さと陰影は似て非なるもの
もちろん照明デザイナー・インテリアデザイナーも同様に、光と影のバランスを考えますが、陰影を前提・共通認識にできることが「陰影デザイナー」の最大のポイント。
少し異なる位置からアプローチをかけることで、陰影に対する肯定的な意識が生まれ、サステナブルで趣のある陰影空間がつくりやすくなるはずです。
効率のいい光源で空間全体を明るくするより、効率的に陰影をつけるほうがはるかに無駄が少なく効率的。何も考えずただ明るいより、意味のある光のほうが大切に使えます。
高度成長期の明るい蛍光灯に変わる、シンボリックな陰影。
少しずつ始めてみませんか?

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